初心者が日本でWebアプリ開発を始めるなら、”Ruby on Rails”が良さげ。

Webアプリとは?

プログラマーなら自分で「設計~テスト」までの工程を、自分の思うままに実行してアプリケーション開発をしたいと、考えていたころがあるかと思います。この記事を記述している2019年6月時点においては、タスクトレイに常駐したり、アプリケーションを実行しているコンピューターのハードウェア構成を調べたりといった、一部の機能を除いて、Webアプリケーションで同等の処理を行うことができる時代になってきました。

Webアプリ(Webアプリケーション)とは、ソフトウェアの実行部分がサーバー側に存在したままで、Webブラウザを通して実行及び利用できるアプリケーションのことです。対義語として、デスクトップアプリケーションと言う言葉があります。

Webアプリの実装方法

Webアプリはサーバー側でプログラムが実行されるため、必然とサーバー側には何らかのプログラミング言語の実行環境が存在しなければなりません。また、最近ではフレームワークと呼ばれるプログラミングの際に、必要な機能を呼び出せるプログラム集が利用していることが、増加傾向にあります。

Webアプリ開発で採用されるプログラミング言語

2019年6月時点で、Webアプリ開発で採用される主なプログラミング言語は以下のとおりです。

  • PHP
  • Ruby
  • Python

また、日本における各言語の人気度(話題性)は以下のとおりです。


「1位:Python, 2位:PHP, 3位:Ruby」となっております。

Python(パイソン)は、ソースコードの見やすさを重きにおいており、同じ処理を行うプログラムを複数人にコーディングさせた場合、全員同じプロセスのプログラムが記述されるように調整されているプログラミング言語です。

PHP(ピーエイチピー)は、HTTPサーバーが標準対応していることが多く、サーバーサイドプログラムを初めてプログラミングする際に、最も多く触れられているプログラミング言語です。

Ruby(ルビー)は、すべてのデータがオブジェクトで設計されており、オブジェクト指向言語として高く評価されております。また、Rubyの開発者は日本人であることから、日本語の資料や書籍が多く存在しております。

「PHP・Ruby・Python」とフレームワーク

Webアプリに限らず、高機能のアプリケーション開発をフレームワークやライブラリを利用することがありますが、この3種類のプログラミング言語でも、Webアプリ開発でデファクト・スタンダードと呼べるフレームワークがあります。

2019年6月時点で、各言語のデファクト・スタンダードと呼べるフレームワークは以下のとおりです。

  • Laravel (PHP)
  • Ruby on Rails (Ruby)
  • Django (Python)

また、日本における各フレームワークの人気度(話題性)は以下のとおりです。


「1位:Ruby on Rails (Ruby), 2位:Laravel (PHP), 3位:Django (Python)」となっております。

Webアプリ開発で「Ruby on Rails」を推した理由

これまでの調査結果から、Webアプリ開発で選択されるフレームワークは「Ruby on Rails」が、最も多いと考えられます(※日本国内)。また、プログラミング言語自体の比較では最下位であった「Ruby」が、Webアプリ開発用のフレームワークを使用している場合においては、その順位をひっくり返すほどの人気度であることも、わかります。

人によって考え方は異なるので、すべての人にとって「Ruby on Rails」が最適解であるとは言えません。しかしながら、Webアプリ開発をしたいのであれば、「Ruby on Rails」と「Ruby言語」を勉強することを勧めると思います。また、人気度が高いため、日本語でのWebアプリ開発の書籍やインターネット上の資料も、一番多く存在しております。

筆者も今、もともとプログラマーであったこともありまして、「Ruby」及び「Ruby on Rails」でWebアプリ開発ができるようにゆっくりでありますが勉強中です。

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