皆さんはウイルス対策ソフトを使っていますか?
現在、ウイルス対策ソフトは、無料版のものから有料版のものも含めると20種類近く、存在しています。これら、すべてのウイルス対策ソフトではないのですが、トレンドマイクロ社のウイルスバスターやシマンテック社のノートンなど、複数のウイルス対策ソフトにはGoogleなどで検索した際に表示されるWebサイトを色分けして、表示されたWebサイトの安全性を評価しております。
ただ、かなりのサイトが評価されているようで、実際に検索してみると緑色で「安全」と表示されております。特に、以下のようなWebサイトがホワイトリストに記録されているようです。
- アクセス数が多い
- SEO対策をしている
Googleなどの検索サイトを利用するだけなのであれば、「それなら、問題ないのではないか。」と考える人が多いと思います。しかし、Webサイトを作成する側にとっては、このウイルス対策ソフトの機能はとても厄介な問題となります。
Webサイトに対する評価機能の問題点
ドメイン名をホワイトリスト形式で記録することで、Webサイトを評価していることは既に述べました。しかし、この方法では次のような問題があります。
- 中古ドメインサイトで購入されたWebサイトが悪意のあるサイトを作っても「安全」と表示されてしまう
- 新規にWebサイトやWebアプリなどを作成して利用者にとって有益になるものであっても「安全」と表示されない
Webサイトを正当な評価にしてもらうには
トレンドマイクロ社の場合、「Trend Micro Site Safety Center」にアクセスして、Webサイトの安全性を評価してもらうことができます。
上記のサイトにアクセスして、ドメイン名を入力して申請すれば、大体一週間ほど(運営者の場合)で、評価してもらえるようです。直接、SEO対策には直結する話ではないのですが、やはり「安全」と評価されているWebページのほうが、利用者としてはアクセスしやすいと思います。
ただし、この方法で解決するのは、トレンドマイクロ社のウイルスバスターだけですので、その他のWebサイトの安全性の評価を申請しなければなりませんね。
まとめ
各社の「Webサイトの評価機能」は、確かに評価時点(時刻)では問題がないのかもしれませんが、時間の経過によってコンテンツが変わる可能性があるため、ドメイン名による評価方法は限界があると考えています。
こちらのサイトで、この問題について認識しました。